大学院生におすすめの『Webライター』は、パソコンがあれば研究室や自宅からできる副業です。“Webライターという働き方”を知っていて損はありませんよ。
まずは、指導教員や大学院事務室の人に「TA(ティーチングアシスタント)ってありませんか?」と聞いてみましょう。
TAとは、学部生の講義や実験などのアシスタント業務(アルバイト)のこと。とはいえ、もしTAをさせてもらえても、十分なお給料にはならないでしょう(月2~3万くらい?)。
Webライターは即金性が高い副業なので、初月で月1~3万円、半年くらい続ければ月10万円を目指せます。
本記事では「大学院生にWebライターをおすすめする理由」と「Webライターの始め方」について解説します。
Webライターは大学院生におすすめの副業・お金の稼ぎ方

Webライターとは、Webサイトに掲載されるコンテンツ(記事)を書くライターのことです。Web上のサイトにあるコンテンツは、サイト運営者もしくはWebライターによって書かれています。
例えば、「クレジットカード おすすめ」や「転職サイト 比較」などのキーワードをGoolgeで検索して出てくるサイトの記事は、Webライターによって書かれています。
※本ブログは運営者(アサコ)本人が書いていますよ。
つまり、WebライターはWebサイト運営者から依頼を受けて記事を書くことで、報酬をもらうお仕事です。
- パソコンとネット環境さえあれば誰でも始められる
- 場所や時間に捕らわれることなく自由に働ける
- クラウドソーシングサイトを利用することで、未経験でもお仕事(案件)を受注することができる
Webライターは大学院生に限らず、社会人の副業や主婦の在宅ワークとしても人気のお仕事です。
とはいえ、特に大学院生にはおすすめの副業です。
※バイトするよりWebライター始めた方が絶対良い!
大学院生の副業にWebライターをおすすめする理由
大学院生ならすでにWebライターを始める環境は整っているし、Webライターとしての素質は十分あるはず。
“Webライターという働き方”を知っているか知らないかで、大学院生がバイトせずにお金を稼ぐことができるか否かの差がでる、と言えるでしょう。
大学院生にWebライターをおすすめする理由は以下のとおり。
- 執筆作業に慣れている
- パソコンがあれば始められる
- コストがかからない
- 研究室・自宅でできる
- 時給2,000円以上を目指せる
1つずつ見てみましょう。
執筆作業に慣れている
すでに卒論を書いているし、日々の大学院生活の中で「レポートを書く」「資料をまとめる」「論文を書く」ことをしているはずです。
つまり、パソコンで文章を書きなれていますよね。
大学院生なら日々の大学院(研究)生活の延長線上として、Webライターを始めることができるでしょう。
パソコンがあれば始められる
Webライターはパソコンさえあれば誰でも始めることができる副業です。このページをパソコンから見ている人は、今すぐWebライターデビューできます。
例えば、クラウドワークスもしくはランサーズに登録して「タスク案件」を探せば、5分後にはWebライターを始められます(以下参照)。

「タスク案件」とは、クライアントが定めたテンプレートに沿って、アンケート形式でライティングする案件のこと。報酬単価は低めですが、手軽に誰でも着手することができるお仕事です。
コストがかからない
Webライターは、一切コスト(経費)をかけずに始められる副業です(パソコンを持っている場合)。
パソコン持っていない大学院生はいないし、大学院(研究室)にいればWifi繋がっているので、すぐにWebライターを始められる環境にいますよね。
余計なコスト(初期費用、維持費)をかけずに始められる副業として、Webライターは最強です。
※ブログの場合、サーバー代が年間1~1.5万円ほどかかります。
※動画編集の場合、高スペックPCと動画編集ソフトが必要なので25~30万円の初期費用がかかります。
研究室・自宅でできる
例えば、学外でバイトをする場合、研究室/自宅 ⇆ バイト先までの移動時間、さらに準備時間を考えると、ざっくり2時間ほど無駄になります。
1日8時間睡眠と仮定すると、バイトがある日は起きている時間の12.5%を無駄にするってこと。忙しい大学院生にとって大きな問題です。
だからこそ、研究室・自宅でできるWebライターがおすすめです。
Webライターは普段使いしているパソコンでできるし、出勤する必要もなければ、その他に準備することもありません。
ちょっと研究室に残って1案件こなす、みたいな働き方が可能です。もしくは、スタバで気分転換にWebライターすることもできますね。
時給2,000円以上を目指せる
Webライターのお仕事は、文字単価で報酬が決まります。例えば、文字単価1円の場合、3,000文字の記事を書いて報酬3,000円です。
始めた当初は、時給低めです。
参考までに、Webライターの文字単価、案件単価、時給単価を表にまとめているので参考にしてみてください(私自身の経験に基ずく数値です)。
Webライター歴 | 文字単価 | 案件単価 | 時給換算 |
0~3ヵ月 | 0.6~1.0円 | 1,800~3,000円 | 600~1,000円 |
3~6ヵ月 | 1.0~1.5円 | 3,000~4,500円 | 1,000∼1,500円 |
6~12ヶ月 | 1.5~2.0円 | 4,500~6,000円 | 1,500∼2,000円 |
12ヶ月∼ | 2.0円∼ | 6,000円∼ | 2,000円∼ |
※スマホでご覧の方は左右にスクロールできます。
※案件は1案件3,000文字と想定しています。
※作業時間は1案件あたり3時間と想定しています。
現在はWebライターで月収20万円ほど安定して稼げていますが、Webライターを始めて半年間くらいは月収5万円未満でした。
とはいえ、1年続けることができれば、現実的に時給2,000円を超えるだろうし、Webライターだけの月収で10万円は十分目指せると思います。
Webライターに必要なスキル
大学院生の時点で、Webライターの素質があるので、Webライターとしてお仕事できるレベルであることは間違いありません。
ただし、欲を言えば、以下のスキルがあるとなお良しです。
✓Webライターに必要なスキル
- 想定読者の視点(レベル)で文章を書ける
- 正確な情報をリサーチして、まとめることができる
- 主観に捕らわれず、客観性を意識した公平な論調で文章が書ける
- 読者を引き付ける魅力的な言葉選び・ボキャブラリーが豊富
- クライアントと円滑なコミュニケーションが取れる
- 納期を厳守する
私の場合は、
- クライアントからの連絡(メール)には即レスする
※どんなに遅くても当日営業時間内に返信するのが望ましい。 - 納期ギリギリではなく、2~3日の余裕をもって納品する
※クライアントが検収する時間を十分に確保することが望ましい
ことを意識しています。
これだけでクライアントからの印象が良くなり、継続的にお仕事を依頼されやすくなります(Webライターとして稼ぐコツかも)。
大学院生が副業Webライターを始める方法

Webライターのお仕事を受注する方法として、企業(クライアント)に営業をかけて依頼してもらう、SNSを使って営業、もしくはWebライター募集ツイートに応募する、などの方法があります。
ただし、実績がない駆け出しWebライターの場合、上記の方法でお仕事を受注するのは難しいかもしれません。
※コネがないとお仕事を振ってもらうのは難しい。。
Webライターを始める手順は以下のとおり。
- クラウドソーシングサイトに登録する
- ライティング案件のジャンルを絞る
- 記事を書く(ポートフォリオを作る)
- 募集案件に応募・提案しまくる
1つずつ見てみましょう。
①:クラウドソーシングサイトに登録する
クラウドソーシングサイトとは、お仕事を発注したい人(クライアント)とお仕事を受注したい人(あなた)を仲介するマッチングサービスです。
クラウドソーシングサイトを利用することで、個人でも企業が募集する案件(お仕事)を受注することができます。つまり、副業に必須のサイトってこと。
クラウドソーシングサイトは他にもありますが、上記2サイトが最大手なので、その他のサイトを利用するメリットはないでしょう。
クラウドワークスの登録方法
クラウドワークスの公式サイトを開き、会員登録を行います。
上記のリンクをクリックすると、以下の公式ページに移動します。

「無料で利用を開始する」のオレンジ色のボタンをクリックして、メールアドレスを登録もしくは他アカウントと連帯します。

Googleブラウザをお使いの方は「Googleではじめる」をクリックすると、ワンクリックで登録完了します。
会員登録後は、名前や住所などの個人情報の登録をしておきましょう。
※報酬の受取があるため、個人情報の登録は必須です。
ランサーズの登録方法
ランサーズの公式サイトを開き、会員登録を行います。
上記のリンクをクリックすると、以下の公式ページに移動します。

「会員登録する」のオレンジ色のボタンをクリックして、メールアドレスを登録もしくは他アカウントと連帯します。

Googleブラウザをお使いの方は「Googleではじめる」をクリックすると、ワンクリックで登録完了します。
会員登録後は、名前や住所などの個人情報の登録をしておきましょう。
※報酬の受取があるため、個人情報の登録は必須です。
➁:ライティング案件のジャンルを絞る
Webライターとして効率良く仕事を受注する(稼ぐ)ためには、特定のジャンルに強くなることが大事です。つまり、研究と同じく、専門性を持つこと。
例えば、以下の例だと、どちらのWebライターの方が良い仕事をしてくれそうだと感じますか?
- クレジットカード、旅行、転職、料理、ガジェットなど、幅広いジャンルにご対応いたします。
- 大学院生のIT就職に関する情報を提供・執筆可能です。
つまり、Webライターとして稼ぐためには得意ジャンルが必須です。
ただし、マニアック過ぎる得意ジャンルはダメ。Webライター案件が豊富かつ高単価なジャンルを1つ選び、得意ジャンルにしていきましょう。
✓案件数が豊富&高単価なジャンル
- FX、海外FX
- 投資、証券会社
- 仮想通貨、NFT、メタバース
- クレジットカード、カードローン
- 不動産、注文住宅
- IT就職、IT転職
- 薬剤師転職、看護師転職
上記の案件は、クラウドワークスなどで文字単価2.0円以上で募集されいることもあります。
ただし、実績がない駆け出しWebライターの場合、文字単価1.0円以上の案件に応募しても、なかなか案件を受注することができません。
Webライターでお仕事を受注するためには“実績”が大事。
実績がなければ受注が難しいため、駆け出しWebライターは“実績は買ってでも作った方が良い”ということは覚えておきましょう。
➂:記事を書く(ポートフォリオを作る)
募集中の案件に応募する際、“自分に何ができるのか”をクライアントに示さなければ、お仕事を受注することはできません。
※何ができるかわからない&顔も知らない人にお仕事を発注するクライアントはいません。
結論、実績がないなら作ればOK!
実績は、お仕事の受注&納品履歴だけではありません。自分でWebライティングした執筆物を実績として評価してもらえれば、お仕事を受注できるかもしれません。
つまり、あなたのポートフォリオを作りましょう。
※ポートフォリオとは作品集(あなたの成果物)のこと。
例えば、ブログがその1つの例です。
もし、ブログをしていない場合は、クラウドソーシングサイトで実際に募集されている案件を参考に、実際に記事を書いてみましょう。
例えば、以下のような感じで↓

上記のように「自分が何ができるか」「どのような文章を書けるか」をクライアントに示しましょう。
ポートフォリオを用意することで、実績がない駆け出しWebライターでも案件受注しやすくなります。
※ポートフォリオを用意しておらず、案件受注できずに辞めていくWebライター初心者がとても多いです。
④:募集案件に応募・提案しまくる
あとは、案件を受注できるまでクラウドソーシングサイトで募集されている案件に応募しまくればOK!
駆け出しWebライターはとにかく多くの案件に応募しまくることが重要です。最低でも、1日10件以上は応募するようにしてください。
「Webライターを始めたけど全然受注できない、稼げない…」という人のほとんどは、そもそも応募数が全然足りていません。
苦しいのは最初だけ。実績が増えれば、受注できる機会も増えてきます。それまでは1日10件以上に応募することを心掛けてくださいね。
ちなみに、「実績は買ってでも作った方が良い」と私は思います。そのためは、時給換算500円以下の案件であっても実績作りのために受注したほうがいいでしょう。
Webライターの始め方について、より詳しい解説は、以下のブログを参考にしてみてください。
≫【Webライターの始め方】副業未経験者が月10万円を稼ぐ方法
※リンクをクリックすると外部のブログに移動します
【追記】理系大学院生ならWebライターよりWebエンジニアがおすすめ
あなたが理系大学院生、もしくはプログラミング経験があるのであれば、Webエンジニアとして副業することも可能です。
Webエンジニアとは、WebサイトやWebアプリケーション、ECサイトなどのシステムを構築・保守・運用するエンジニアのこと。
Webエンジニアとして副業を始める方法は以下のとおり。
- プログラミングスキルを身に付ける
- ポートフォリオを作る
- 求人案件を扱うエージェントに登録する
詳しくは、以下のページをご参照ください。
≫ 大学院在学中にプログラミングスキルを磨きフリーランス起業する方法
※最短&最速でWebエンジニアの副業を始められる裏技あり
まとめ:大学院生はバイトせずにWebライターを始めよう!
大学院生にWebライターはおすすめの副業です。
大学院生ならすでにWebライターを始める環境は整っているし、Webライターとしての素質は十分あるはず。
✓大学院生がW絵bライターに向いている理由
- 執筆作業に慣れている
- パソコンがあれば始められる
- コストがかからない
- 研究室・自宅でできる
- 時給2,000円以上を目指せる
Webライターはパソコンさえあれば誰でも始めることができる副業です。
例えば、クラウドワークスもしくはランサーズに登録して「タスク案件」を探せば、5分後にはWebライターを始められます。
とはいえ、「ちょっと不安だな…」という人は、Webライターの書籍を一冊読んでみてから始めてみるのもいいかもしれませんね。
最後に、Webライター初心者におすすめの書籍をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。