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大学院なんて行かなきゃよかった…と修士課程進学を後悔している人へ

大学院なんて行かなきゃよかった...と修士課程進学を後悔している人へ

「大学院なんて進学しなきゃよかった…」と思っている人は、今の“学生という立場”を有意義に使いましょう!

大学院進学を後悔している人には共通点があります。無理して研究を続けるより、在学期間中にWebエンジニアを目指しませんか?

  1. Webエンジニアをおすすめする理由
  2. Webエンジニアフリーランスになる方法
  3. Webエンジニアのスキルを身に付ける方法
大学院に進学したけど、イメージしていた大学院生活と違っていました。これなら学部卒で卒業して就職すればよかったな…。

大学院生なら一度は考えたことがあるのではないでしょうか。

大学院に進学すると、“専門性が身に付く”とか“就職に有利”など言われていますが、実際はそんなことありませんよ。

修士課程の2年間はアッという間で、自分の研究にすら集中できないってことも珍しくありません。

  • 想像していた大学院生活とは違う…
  • ゼミや講義が忙しくて研究どころじゃない…
  • 先輩がやり残した課題の後片付けさせられているだけ…

このように思っている人は少なくないはず。もしかすると、大学院という場所を誤解していたのかもしれませんね。

大学院への進学、さらに博士課程への進学はメリットしかないと思いますが、“大学院を学部の延長線上のような場所”と考えている人は注意した方が良いかも。

本記事では、大学院進学を後悔する学生の特徴を紹介し、それでも、残りの大学院生活を無駄にしないために実践して欲しい事についてアドバイスさせていただきます。

結論、Webエンジニアになろう!

大学院なんて行かなきゃよかった…と後悔する学生の特徴

あくまで個人的な意見ですが、大学院は研究者になるために進学する場所だと思います。つまり、大学院は博士号を取得するための専門機関です。

「研究者になるつもりはないけど大学院へ進学した」という人は、大学院進学を後悔する可能性が高いです。たとえば、以下の理由で大学院に進学した人たち。

  1. 大学院進学が目的だった
  2. 学部卒で就職できず大学院へ進学した
  3. なんとなく大学院に進学した

1つずつ見てみましょう。

①:大学院進学が目的だった

大学院卒って、カッコいいですよね。

最終学歴は「院卒」したい。就職にも有利になるし、専門性が身に付けば今後の仕事にも役に立ちそう。

このように思って大学院へ進学した人は、大学院に期待し過ぎていただけかも。大学院ってそれほど特別な場所ではありません。

結局のところ、社会的価値は院卒ではなく“博士号”を取得することで得られます。

例えば、理系は博士号がなければポスドクや研究職に就くことができません。つまり、博士号を取得できなければ大学院へ行く意味はないに等しいかも。

大学院進学して院卒(修士卒)の肩書を得ることを目的にしていた人は、「想像していた感じと違う…」というギャップを感じて大学院進学を後悔する人が多いかもしれません。

➁:学部卒で就職できず大学院へ進学した

学部卒で就職しようと思っていたけど、就職活動が上手くいかず、第一希望の内定が取れなかったため、大学院進学へ進路を変更した人は多いはず。

これ自体は、新卒で就職するための手段として全然アリだと思いますが、大学院に進学したことで第一希望の内定をもらえたケースを見聞きしたことがありません。

「大学院に進学すれば専門性が身に付き就活に有利」という話を聞いたのに、実際は全然そんなことなかったと後悔している人もいるでしょう。

結局、第一希望とは別の企業に就職するなら、学部卒で就職しておけば良かったって思っちゃいますよね。

残念ですが、大学院は研究者になるための博士号を取得するための専門機関であり、就職に有利になるようなキャリアアップの場所ではありません。

➂:なんとなく大学院に進学した

就職したくないなぁ…という理由で大学院に進学した人もいますよね。

もしくは、大学院に進学すれば、自分のやりたいことが見つかる、専門性が身に付き選択肢が増えると、大学院に漠然とした期待を寄せていたかもしれませんね。

残念ですが、大学院は博士号を取得するための専門機関であり、やりたいことを見つける場所でも専門性を身に付けるキャリアアップスクールでもありません。

つまり、大学院はなんとなく進学する場所ではないということ。

とはいえ、なんとなく進学できちゃうもの事実。だからといて、目的なく大学院に進学しても学費と時間を無駄にするだけ、得られるものはないと思った方がいいでしょう。

大学院後なんて行かなきゃよかった…と後悔する人が誤解していること

大学院は教育機関ではなく研究機関です。

この事実を誤解して、“大学院は学部の延長線上のもの”と思っている大学院生は結構多いので要注意。大学院の使い方を間違えると学費と時間を無駄するだけ。

  1. 大学院に進学すれば専門知識が身に付く
  2. 大学院に進学すれば就職に有利
  3. 大学院に進学すればやりたいことが見つかる

上記のように思っている人は、少し考え方を変えてみましょう。

もし「大学院に行かなきゃよかった…」と少しでも後悔しているなら、今からでも残りの大学院生活を有意義・有効活用する方法はあります。

①:大学院に進学すれば専門知識が身に付く

修士2年間という短い時間で専門性が身に付くほど、研究って浅くないですよ。ぶっちゃけ、修士で身に付く知識はインターネットや文献を読めば身に付く程度のものです。

多くの研究者は1つの研究テーマを生涯かけて研究しています。それでも解明できない研究テーマは多く、次世代に受け継がれていくもの。たった2年間で専門性が身に付くと言うのは、研究者の偉業を軽視していると言わざるを得ません!

すみません、、ちょっとムキになってしまいました。。

でも、元ポスドクとして、ココは誤解して欲しくないポイントです。

研究は発掘作業ではないため、“ポンッ”て研究成果が出てくるようなものではありません。これまでの研究背景、研究プロセス、先行研究など、すべてが繋がっいます。

要するに、研究論文のアブストラクトで触れられる部分です。

1つの研究テーマのアブストラクトを理解するだけでも、修士2年という期間はあまりに短く、専門性が身に付くだけで能力をかける時間なんてない、というのが現状でしょう。

➁:大学院に進学すれば就職に有利

学部卒・院卒に就職に有利・不利の差はありません。

実際、文部科学省が毎年公表している学校基本調査によると、最終学歴ごとに就職率は以下のように報告されています。

最終学歴就職率
学部卒77.7%
修士卒77.9%
博士卒69.8%

※引用元:令和2年度学校基本調査
※就職率は卒業者数に占める就職者の割合です

結論、大学院に進学すれば就職に有利という根拠はない、と言うのが現状です。

私の知る限りでも、大学院卒のおかげて良いとこに就職できた、という話を聞いたことがありません。しいて言えば、指導教員の紹介で就職活動せずに工業に就職できたという話くらいです。

大学院に進学すれば就職に有利、という話がどこからでてきたのか不思議です。

そもそも大学院は研究者になるための博士号を取得するための専門機関なので、博士号を取得せずに就職に有利になるという状況が想像できません。

➂:大学院に進学すればやりたいことが見つかる

大学院に進学したことで、時間に余裕ができ、様々な課外活動をする機会が増えるのであれば、やりたいことが見つかるかもしれません。

しかし、大学院生って結構忙しいですよね。やりたいことを見つける程の精神的余裕も時間もなくないですか?

大学院生って卒業するための単位取得のためにゼミ・講義を受ける必要があるし、それと並行して自分の研究も進めなくちゃいけません。ぶっちゃけ、やりたいことを探す・見つける時間なんてないですよ…。

さらに2年目からは就職活動が始まります。

マジで修士2年間なんてアッという間。修士卒で就職するなら、専門性を身に付ける時間もやりたいことを見つける余裕もなく、気付けば修論の締切期限に追われるでしょう。

つまり、大学院に進学してもやりたいことは見つかりません。

【理系】大学院進学を後悔した人におすすめしたいこと!

「研究者を目指さない」「博士号を取得するつもりはない」さらには「大学院後期課程に進学する気はない」という人は、ぶっちゃけ大学院に進学する意味がないと思います。
※あくまで私の個人的な意見ですので悪しからず。

もし「大学院なんて行くんじゃなかった…」と進学したことを少しでも後悔しているなら、今すぐ研究をやめて、残りの大学院生活を有意義に使いましょう!

誤解しないでくださいよ。

「遊ぼう!」と言っている訳ではありません。(笑)

大学院在学中に、Webエンジニアになってフリーランスとして働けるスキルを身に着けておくことをおすすめします。

  1. Webエンジニアをおすすめする理由
  2. Webエンジニアフリーランスになる方法
  3. Webエンジニアのスキルを身に付ける方法

ゼミ・講義・研究で忙しい人も、とりあえず大学院の用事をサボってでも時間を作って、将来のためにスキルを磨きましょう。

①:Webエンジニアをおすすめする理由

もしあなたが理系の大学院生なら、プログラミング経験ありますよね。

プログラミング経験があれば、短期間集中すればWebエンジニアとして働けるスキルを身に付けることができるでしょう。

Webエンジニアをおすすめする理由

  • Web業界の市場は簿に続けている
  • Webエンジニアは常に人手不足
  • Webエンジニアはあらゆる職種に浸透しているため、フリーランスとして独立・起業しやすい
Web系エンジニアは“フリーランス”としても起業しやすく、“プライベートの時間を大切にした生き方”を実現しやすい職種でもあります。

そして、大学院生や理系出身者に限らず、このよう働き方・生き方を始めている人が20代の若者を中心に増え始めています。

例えば、以下のツイートをご覧ください。

大学院生に限らず、独学でプログラミングを学び、Webエンジニアフリーランスとして活躍している人もいます。理系の大学院生なら負けていられませんよね?

このように、Webエンジニアは会社に依存しない働き方を実現しやすい職種であり、こうした働き方は今後主流になっていくでしょう。
※終身雇用制の崩壊や同一労働同一賃金などの背景があり、個人で働くスタイルが浸透しつつあります。

➁:Webエンジニアフリーランスになる方法

「Web製作やアプリ制作ができよ」という人は、Webエンジニアフリーランスを募集しているサイトで仕事を見つけることが可能です。

Webエンジニア案件掲載中のサイト

例えば、レバテックフリーランスの例を見てみましょう。以下のようにフルリモートで働けるWebエンジニアの募集案件が掲載されています。

レバテックフリーランスでは、以下のプログラミング言語の案件を豊富に扱っているため、あなたが得意とする案件が見つかるかもしれませんね。

言語雇用形態案件例報酬(月)
Javaフルリモート(週5日)グルメサイト向けエンハンス開発∼1,150,000円
C#フルリモート(週5日)決済システムAPI開発~800,000円
PHPフルリモート(週3日~)音声配信プラットフォーム開発∼800,000円
Rudyフルリモート(週3日~)エネルギー比較アプリ開発∼850,000円
AWSフルリモート(週3日~)ネットショップサービス開発∼850,000円
Linux一部リモート(週5日)金融系web/APサーバ公開~700,000円

※スマホでご覧の方は左右にスクロールできます。
※引用:https://freelance.levtech.jp/

Webエンジニアのお仕事はプロジェクトごとに募集されるため、報酬は高めです。難易度はやや高めですが、チャレンジしてみる価値はあるのではないでしょうか。
とは言っても、私にはWebエンジニアとして仕事できるほどのプログラミングスキルはありません。。

まずは、独学でもいいのでスキルアップする努力をしましょう。

もし「独学では続ける自信がない…」という場合は、現役エンジニアから即戦力となるスキルを学べるオンラインスクールを利用してみる方法もありです。

➂:Webエンジニアのスキルを身に付ける方法

オンラインプログラミングスクールを利用して、現役エンジニア講師に教えてもらう方法があります。

例えば、TechAcademy[テックアカデミー]では、副業としてWeb製作のスキルを学べるコースや、Webデザインコース、Webアプリケーションコースなどの多彩なコースを受講することができます。

引用:TechAcademy
テックアカデミーには、受講終了後1ヵ月以内にお仕事を紹介する副業サポートを行っているので、即戦力となるスキルを学ぶことができます。

「独学で続けられるか不安」
「どのように仕事を受注すればいいかわからない」

という不安がある人は、利用してみる価値があると思います。

ただし、受講料は99,000円~と決して安くはありません。

そのため、まずは無料体験に参加してみて、自分に必要かどうかを確かめてみてください。

お名前とメールアドレスの登録で無料体験に申込みできます。

≫ 無料体験お申込みページを開く
※クリックするとテックアカデミーの公式サイトに移動します

まとめ:大学院進学を後悔したらWebエンジニアフリーランスになろう!

大学院は、研究者になるための博士号を取得するための専門機関です。学部の延長線上にあるものではありません。

コレを誤解していると、大学院生活を無駄にしてしまう可能性があります。大学院なんて行かなきゃよかった…と後悔しちゃうかも。

大学院へ進学したことを少しでも後悔しているなら、残りの大学院生活を無駄にしないためにもWebエンジニアフリーランスを目指しましょう!

特に理系の大学院生におすすめです。

大学院在学中にWebエンジニアフリーランスとして活動できれば、そのまま独立・起業するのもあり、副業で続けつつ院卒後に就職するものあり。

どちらにしろ、Webエンジニアとして働けるプログラミングスキルを身に付けることで、将来的な自由度が高まることは間違いありません。

「学部卒で就職しとけばよかった…」「大学院に進学しても何も変わらない…」とモヤモヤしながら大学院生活を続けるくらいなら、在学期間中にWebエンジニアを目指してみませんか?

残りの大学院生活を、これからの将来のために有効活用しましょう!

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