大学院

大学院生で英語できないとやばい!?国際学会で英語が話せなかった私の経験談

大学院生で英語できないとやばい!?国際学会で英語が話せなかった私の経験談

大学院は英語ができなくても卒業できます。でも、英語ができないと多くの可能性(選択肢)を失っていることに気付いて欲しい。

私はオンライン英会話を使って英語に対する苦手意識を克服し、英語が好きになりました。大学院生はマジで英語勉強した方が良いですよ!?

  1. 大学院生に求められる英語力は2種類
  2. 初めての国際学会で恥をかいた経験談
大学院に進学するなら英語はできないといけませんか?研究者の人ってもともと英語が得意だったのでしょうか?
もともと英語が好き・得意って言う人もいますが、多くの研究者は大学院時代に英語に苦しみ、挫折した経験をバネに、こっそり影で英語を独学していると思います。

私もその1人。

大学院進学後に英語論文が読めなくて、めちゃめちゃ苦しんだし、初めて参加した国際学会では英語が話せなくて悔しい思いをした苦い経験をしました。

「もうそんな悔しい思いはしたくない…」と強く思い、国際学会の帰国後すぐにオンライン英会話を始めたんです。

その結果、英語の苦手意識がなくなり、英語が好きになり、これまで苦痛でしかなかった英語論文にストレスを感じることもなくなりました。

結局、「英語ができない原因は、英語に対する苦手意識」なんですよね。それを取り払いさえすれば、あなたの英語に対する悩みは解決します。

本ページでは、「大学院生の英語学習」について私の経験談を交えながらお話させていただきます。

大学院生で英語ができないとやばい!?

大学院へ進学した学生の90%がぶち当たる壁、それが『英語』です。

特に理系大学院生は、研究資料はすべて英語だし、英語論文が読めなければ“お手上げ状態”になってしまいます。。

英語が苦手・英語論文が読めない大学院生は研究に必要な情報を得ることができず、専門知識を深めることが難しくなります。

また、大学院博士課程にもなれば、国際会議に参加する機会もでてくるため、スピーキング力も必要になります。

つまり、大学院生で英語ができないと、研究活動を円滑に進めることができず、新しい知識を学ぶ機会・国際学会に参加する機会を失うことになるでしょう。

ちなみに、英語ができない学生に対して「英語を勉強しなさい」なんて指導する教授はいません。

大学院は教育機関ではなく“研究機関”です。

大学院では、必要とされるスキルを自ら学習するのが当たり前。優秀な大学院生や研究者は、みんな影で努力しています。
※理系大学院生にとって英語とプログラミングは独学必須です。

大学院生に必要な英語力は2種類

大学院でのゼミ・講義では、英書や英語論文が使用されることがほとんど。大学院生活において英文を見ない日はないでしょう。

大学院生に必要な英語力は2種類あります。

  • リーディング力:英語論文を読む英語スキル
  • スピーキング力:英語でディスカッションする英会話スキル

リーディング力は大学院1年目(修士1年)もしくは研究室に所属する学部4年生の頃から必要とされます。

一方、スピーキング力は主に博士課程に進学した大学院生が国際学会に参加する際に必要とされます。

【大学院生向け】リーディング力の勉強方法

「とにかく気合で英語論文を読みまくる」ことが大事。毎日1論文読む努力を1~2ヵ月ほど続ければ、慣れてきます。
※多くの大学院生は気合で乗り切ることで英語の苦手意識を克服しています。

とはいえ、英語論文で使用される英文には“型”があり、日常会話で使用される英文よりも、読みやすい&理解しやすいという特徴があります。

論文に使用される英文の型を覚える&慣れることで英文を理解しやすくなります。それと同時に各分野の専門用語の英単語を覚えておけばOK!

ちょっと暗記が必要ですが、センター試験を経験している皆様にとっては難しい事ではありませんので大丈夫!

ちなみに、私は先輩に進められて以下の本を参考にしました。

 

とりあえず、これ1冊あればOK。

ちなみに、2,640円で購入する必要はありませんよ。

AmazonのKindle Unlimitedでは、30日間の無料体験を利用することができるので、まだ新規会員登録していない人は無料で読むことができます。
※その他、200万冊以上が読み放題になります。

≫ Kindle Unlimitedの無料体験を利用する 

【大学院生向け】スピーキング力の勉強方法

「英語を話す&聞く」ことが大事。でも、普段の私生活で英語を話す&聞くことってほとんどないですよね。

英語のスピーキング力は日常的に英語を話す&効く習慣がなければ身に付きません。単発ではダメで、習慣化する必要があります。

英語を話す&聞くことを習慣化する方法として、最も簡単な方法がオンライン英会話を始めることです。

店舗型の英会話教室は高額だし通学するにも時間がかかりますが、オンライン英会話なら24時間好きな時に好きな場所(研究室や自宅)で続けることができます。

例えば、以下のオンライン英会話が有名ですね。

月額料金
(最安プラン)
レッスン時間
(受講可能回数)
レッスン
受付時間
講師国籍無料体験
DMM英会話6,480円25分
(1日1回)
24時間多国籍7日間
ネイティブキャンプ6,480円25分
(無制限)
24時間多国籍7日間
クラウティ7,150円25分
(1回/日)
09:00-24:00アジア8日間
QQ English2,680円25分
(4回/月)
6:00-24:00アジア2回
レアジョブ英会話4,620円25分
(8回/月)
6:00-25:00アジア2回

※スマホでご覧の方は左右にスクロールできます。

大学院生の場合、夜の時間に融通が効きやすいと思うので、24時間レッスンを受けられるオンラインスクールがおすすめです。

また、24時間レッスンを受けられるオンラインスクールは、日本との時差があるため、欧州の講師がたくさんいる、という特徴もあります。

私は「DMM英会話」と「ネイティブキャンプ」の2つをそれぞれ利用しました。どちらも無料体験レッスンがあるので、好きな講師に出会えた方を続けてみると良いでしょう。両方を同時に受講する必要はありませんので。

オンライン英会話を続けるコツは、“好きな講師”に出会うことです。

まずは無料体験レッスンを受けてみましょう。

≫ ネイティブキャンプとDMM英会話どっちがおすすめ?体験談ベースで解説!

大学院生が英語をマジで勉強した方が良い理由

大学院への進学を希望する学部生から「英語が苦手なんですが、英語できなくてもなんとかなりますか?」という質問を受けることがあります。

結論から言うと、大学院は英語ができなくても何とかなります(卒業できます)。

ただし、英語ができないことで、めちゃめちゃ損するし、多くのチャンスを逃すことになるので英語はできるようになった方が良いです。

英語が得意な大学院生は国際学会に参加することができるし、海外の共同研究者の研究室に派遣されるチャンスもあるかもしれません。もしくは国際学会で積極的に海外の教授に話しかけ、海外の研究室にコネを作ることもできるでしょう。

つまり、英語ができれば将来の選択肢・可能性が広がります。

大学院生が英語をマジで勉強した方が良い理由

  • 国際学会に参加して実績を作れる
  • 海外の研究室に派遣されるチャンスがる
  • 海外の教授・研究室にコネを作れる

その他、国際学会で知り合った同級生や学生同士でアカデミックな国際ロマンスもあるかもしれませんよ♡

ちなみに「英語ができないまま…」の大学院生は、そもそも上記のようなチャンスがあることすら知らずに、大学院をただ卒業して終わり…ということになるでしょう。

大学院というキャリアを活かすためには“英語は必須”ということは覚えておいて欲しいし、マジで英語勉強したほうがいいよ!っと強くアドバイスしたいです。

大学院生は英語ができて当たり前?国際学会で英語が話せなかった体験談

国際会議へ参加する大学院生の多くは、東大や京大あたりの比較的研究室規模の大きいところに所属している学生が多い印象です。

ちなみに私は、東大でも京大でもなく、中堅私立大学から1人で参加していました(同じ大学に所属する先輩のポスドクがいたので、完全に1人というわけではありませんでしたが)。

多くの日本人研究者は国際会議のポスターセッションに参加しています。なお、国内外問わず、学会や研究会では2種類の発表形式があります。

国際学会の発表形式

  • 口頭発表:パワーポイントを使ったスライドスライド形式の発表(~10分)
  • ポスターセッション:A0くらいのポスターを作って、ポスターを見に来た人に個別に自分の研究内容を説明するスタイル

口頭発表はみなさんがイメージする通りのような感じだと思います。

一方、ポスターセッションは、結婚式場のような広い会場にボードが並べられ、そこに参加者が自分の研究ポスターを張り付け、いろんな人に声をかけて(or かけられて)個別にディスカッションするスタイルの発表です。

口頭発表では、欧米人を相手に英語で発表するため、英語に自信がある人でないとハードルが高いです。そのため、ほとんどの日本人研究者(大学院生含む)は、ポスターセッションに参加しています。

とはいえ、ポスターセッションは1対1でのディスカッションするため、英会話スキルが求められます。
※口頭発表のように、英語原稿を丸暗記してスピーキングすることができません。

さらに、ディスカッションする相手は海外の大学院生・研究者だし、日本語が通じる相手ではありませんので、冷や汗ものです。。

でも、海外の研究者はめっちゃフレンドリーな人達ばかり♪

国際学会に参加している海外の研究者はみんなフレンドリーで気さくな人達ばかりです。日本に興味がある人も多いため、研究内容とは関係ないおしゃべりが始まることもめずらしくありません(笑)

国際会議や学会・研究会って聞くと“堅苦しいイメージ”を想像する人も多いですが、実際は全然違います。

特に海外の場合だと、珈琲とクロワッサンを片手にウロウロしている感じです。(笑)

だからこそ、英語が話せないと余計にモヤモヤしちゃうんですよね。。

初めて参加した国際学会での苦い思い出…

初めて国際学会に参加したのは大学院後期課程2年(博士2年)の時でした。

ポスターセッションに参加しましたが、ほとんど誰ともディスカッションすることができず、日本人の顔見知りの研究者と話すだけという、不甲斐無い経験をしました。。
※国際学会に参加している意味なし…

マジで悔しかったです。

私ってなんて無力なんだろうって、めちゃめちゃ落ち込みました。

そんな私とは対照的に、めっちゃ積極的にいろんな人とディスカッションをしている学生を発見。彼女は修士の頃に国内学会で面識がある東北大のTさん。

私よりも1つ年下の博士1年生。

なんで??
なんで英語が話せるの??
なんでそんなに堂々としているの??

実は、彼女は博士に進学と同時に学振DC1を取得して、共同研究者のいるフランスの大学に留学中とのこと。

なるほど。。
学振に採用されていたのか。。
私、学振、2度も落ちたもんな。。

すごく悔しかった。。

英語が話せないことも、学振に落ちたことも。。

大学院生は研究をしているだけでなダメなんだ、改めて実感しました。

帰国後、オンライン英会話を始めたきっかけ

英語ができず、国際学会で恥をかき、ものすごい劣等感を感じて自信喪失した私は、同じ大学から同行していたポスドクの先輩に相談しました。

どうしてポスドクの人はみんな英語話せるんですか?
そんなことないよ、私も英語苦手だよ。ポスターセッションでは自分の研究内容を伝えることはできるけど、深いディスカッションはやっぱり難しいよ。
それでも英語で会話できてますよね。もともと英会話を勉強していたんですか?
英会話は習慣化しないと身に付かないので、私はオンライン英会話を受けているけど、英語が上手な研究者のほとんどは、海外の大学や研究室にいた経験がある人が多いと思うよ。
なるほど。東北大のTさんだ…。

つまり、研究者であれば海外へ出てなんぼってことらしい。

でも、海外進出なんてそんな簡単にできるものじゃないし。私にはコネもないし。学振も落ちてるし。。

東北大のTさんみたいに優秀じゃないし。。

とりあえず、このままでは研究を続けるモチベーションが湧きません。この不甲斐無い思いを断ち切らなければ、研究する気になれない。。

帰国後、ポスドクの先輩を真似して、私もオンライン英会話を始めました。

今思い返すと、国際学会で悔しい・不甲斐ない思いを経験していなければ、本気で英語学習を始めることはなかったと思います。とはいえ、これも国際学会に挑戦できたからこその結果です。

このような経験をした大学院生は私だけではないと思います。

英語ができなくて悔しい・不甲斐ない経験が英語学習を始める原動力となり、「また国際学会に参加してリベンジしたい」という研究を続けるモチベーションとなるはずです。

【大学院生向け】オンライン英会話の始め方

私が利用したオンライン英会話は以下の2つです。

オンライン英会話スクールはたくさんありますが「月額料金」「レッスン受付時間」「多国籍講師」という3つを考慮した場合、DMM英会話もしくはネイティブキャンプが最もコスパが良いと思います。

ますは無料体験を利用してみましょう。

①:DMM英会話の始め方

DMM英会話の公式サイトを開き、「無料体験レッスン」に申し込みしましょう。
※リンクをクリックすると公式サイトが開きます。

「無料で2回レッスン!」ボタンをクリックすると、以下の会員登録ページが開きます。

「会員登録する」をクリックして、メールアドレス認証を行います。

普段使っているメールアドレスと、会員登録後のログインパスワードを設定します。
※Google、Twitter、Facebookのアカウントで新規登録することもできます。

メールアドレスとパスワードを入力して「認証メールを送信する」をクリックしましょう。

登録したメールアドレス宛にメール認証URLが届くので、メールに記載されたURLをクリックしてメール認証すれば、会員登録完了です。

会員登録後に、以下のマイページ画面が開きます。

左側に「プライスレッスンチケット 2枚」とありますね。これが無料体験チケットです。

DMM英会話の無料体験は25分レッスンを2回受けることができます。

あとは「予約・講師検索」をクリックして、受講したい講師と時間帯を選択してレッスンを予約します。

なお、無料体験後は「有料プラン申込み」+「クレジットカード登録」すると引き続きDMM英会話のレッスンを受講することができます。

≫ DMM英会話の公式サイトを見てみる

➁:ネイティブキャンプの始め方

ネイティブキャンプの公式サイトを開き、「7日間無料体験トライアル」に申し込みしましょう。
※リンクをクリックすると公式サイトが開きます。

「7日間無料トライアルはこちら」をクリックすると、以下の新規会員登録フォームが開きます。

上記の登録フォームに必要事項を入力して「次へ」をクリックすると、ユーザー情報の入力フォームに移ります。

ニックネームは外国人の講師の人が発音しやすいニックネームを入力することをおすすめします。例えば、HIROとか、MAMIなど。

ニックネームが決まれば、その他の必要事項を入力して「次へ」をクリックしましょう。なお、招待コードは空欄のままでOKです。

次に、SMS認証を行います。

上記いの電話番号の欄にスマホの電話番号を入力して「送信する」をクリックすると、電話番号宛にSMSで4桁の認証番号が送られてきます。

4桁の認証番号を入力して「次へ」をクリックすれば、無料トライアル登録が完了します。

「次へ」をクリックすると、お支払い情報(クレジットカードorPayPay)の登録フォームが開きます。登録フォームに従って必要事項を入力しましょう。

なお、NativeCampは7日間の無料トライアル期間が終了すると、自動で月額プラン(6,480円)に移行します。事前にお支払い情報を登録する理由は、無料トライアル期間終了後の未払いを防ぐためです。
※無料トライアル期間中に退会手続きすれば、料金は一切発生しません。

お支払い情報の入力ができれば、同意するに✓をいれて「申し込む」をクリックしましょう。

これで、7日間無料トライアルへの申込み、会員登録が完了です。「進む」をクリックすると、以下のアンケートページが表示されます。

アンケートに回答して「送信する」をクリックしましょう。

さて、これでオンライン英会話をスタートすることができます。「ネイティブキャンプを始める」をクリックして、マイページを開きましょう。

 

すると、「初めてのレッスン」を自動でセッティングしてもらえます。これは、現在受講受付中の講師を自動で割り振る仕組みになっているようです。

もし、「別の講師がいいな」と思えば「キャンセル」することも可能です。また、講師は以下の検索フォームから自分で選ぶこともできます。

初めてのオンライン英会話に不安がある人は「国籍」から日本人を選択すれば、ネイティブレベルで英語を話せる日本人講師を探すこともできますよ。

≫ ネイティブキャンプの公式サイトを見てみる
※初めての方は7日間の無料体験を受けることができます。

まとめ:大学院生で英語できないと損するよ!

意気揚々と大学院へ進学したものの、英語論文が読めずに研究意欲がどんどんそぎ落とされていく大学院生を何院も見てきました。

私自身もその1人。

当時の私は、優秀な学生が大学院に進学して研究者になるわけだし、英語ができて当然と思っていたので、「英語ができない自分には研究者の素質はないんだ…」と落ち込んでいました。

でも、これは間違いでした。多くの博士、研究者が英語慣れしているのには理由があります。

結論、英語ができなくて“恥”をかいた経験をしているから

私自身も国際学会に参加して、英語ができずに悔しい・不甲斐ない経験をしました。この経験が原動力となり、オンライン英会話を始めるようになりました。

大学院生が英語をマジで勉強した方が良い理由

  • 国際学会に参加して実績を作れる
  • 海外の研究室に派遣されるチャンスがる
  • 海外の教授・研究室にコネを作れる

その他、国際学会で知り合った同級生や学生同士でアカデミックな国際ロマンスもあるかもしれませんよ♡

さて、あなたはどうする?

英語の勉強、そろそろマジで始めませんか?

月額料金
(最安プラン)
レッスン時間
(受講可能回数)
レッスン
受付時間
講師国籍無料体験
DMM英会話6,480円25分
(1日1回)
24時間多国籍7日間
ネイティブキャンプ6,480円25分
(無制限)
24時間多国籍7日間
クラウティ7,150円25分
(1回/日)
09:00-24:00アジア8日間
QQ English2,680円25分
(4回/月)
6:00-24:00アジア2回
レアジョブ英会話4,620円25分
(8回/月)
6:00-25:00アジア2回

※スマホでご覧の方は左右にスクロールできます。